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蔵書-今までで一番痛かった出来事
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2周年(2004年11月19日)のときに何人かと示し合わせて「お題テキスト」として書きました。  
 

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リドミ

     
  今までで
一番痛かった出来事


それは、高校の時の話。

それなりにバスケで頑張ってて、恋もしてました。

中学時代からずっと好きな人がいたんです。

中学卒業を前に告白しました。

その時の返事は「ちょっと待ってください」

その時は、同じ高校に行くことになるとは思ってませんでした。

だから、焦っての告白だったのもあります。

その分、一緒の高校に行くことになってたって知った時は嬉しかった。

そして、同じクラスになった。

告白の返事が気になる。

聴きたい、でも聴けない。

中学時代から友達にからかわれたりした。

高校生だ、もうそんなからかいをうけることもない。

でも、友達も多いし、優しい彼女。

高校生になったら彼女作るぞ・・・って人多いから、ライバルも多い。

でも、俺は告白したってことで一歩リードしたんじゃないかって思ってた。

少なくとも彼女には近づきやすいんだ。

気持ちはばれてる、アピールしやすい。

ずっと引っ込み思案で「シャイボーイ」って言葉がぴったしだった俺。

友達に相談に乗ってもらいながら色々とアピールをかけていきました。

電話かけてみたり誕生日プレゼント贈ってみたり

普通ですよね?うん、これくらいなら別に普通だ。

その子の誕生日は6月の後半。

世の高校生は「学期末テスト」の時期。

・・・プレゼントを渡しました。手渡しでした。

告白の返事も気になります。

ていうか不器用でした俺。

告白したからって仲良くなったと思い込んでたガキでした。

舞い上がってました。

これで誕生日プレゼントとかあげちゃったらいけるんちゃう?とか思ってました。

で、プレゼントを渡しました。CDです。

「告白の返事はいつでもいいよ」って手紙も添えて。

3日後だったか2日後だったか、返事は思いがけない方法で返ってきました。

当時、英語の塾(個人塾)に通ってて、同じクラスだったのですが、

その時、授業が始まる前に、何か入った袋を渡されました。

紀伊国屋の袋だったかな?そこのへんは忘れました。

「帰ったら見てね」という彼女の言葉。

もしかして、返事か?お礼に何かくれたのか?

高ぶる感情をおさえ、授業をうけ、帰宅。

「ばいばい」その時の笑顔は今も覚えてる。




帰宅。

「ただいま」も早々に自分の部屋へと駆ける。

そして、カバンをあけ袋を取り出す。

袋の中に入ってたのは・・・




プレゼントで渡したはずのCDと可愛いクマのイラストが散りばめられた便箋。


・・・・ん?

なんでCDが?

ここで初めて悪寒が走る。

全身が震えるのがよく分かる・・・

手紙をそっと開く。

・・・え?

もう1度読む。

「げっさんとは友達でいたい」

手紙の真ん中くらいに書かれた一文。

やけに目立って見える。

・・・涙が・・?



次の日、相談に乗ってもらった友人の胸をかりて泣いた。



その後、諦めようとして他の恋を探したが、

彼女以上に夢中にはなれず、結局何もしなかった。

何もできなかった。

相変わらず彼女になんとかして・・・

いや、「彼女」って適切な表現ではない。

「その子」で行こう。

相変わらずその子にちょっとずつ話していこうとするものの

俺の厄介な性格がなおってくれるはずもなく、どんどん距離は離れていった。

くすぶる気持ち。いつしか1年以上がたち、高校2年生も後半をむかえていた。

高2からは文系理系で分かれる。俺は文系、その子は理系に進んだのでクラスは当然違った。

それでも、英語の塾では一緒だったし話す機会は少なくはなかったはずだった。

しかし、廊下でもちらっと見てすれ違うだけ、

一緒に帰れるかなってテスト週間中の部活休みの日の帰りに

その子のクラスにいる友達をたずねたり。

そんな毎日が続いた。

しかし、限界が近づいていた。

初めて好きになってから5年近くたとうとしていた。

中1からずっと好きだった。

初恋とは違うけど、今のところ人生最長の恋だ。

初めて告白した恋だ。

心は痛むばかり。

相手には避けられるばかり。

その想いを清算しようと小説を書き始めた。

当時の恋の経験だとかを織り交ぜた小説。

完成したのは高3の7月24日。

100ページノート3冊にも渡った大長編だった。

その小説を書き上げた時、俺の恋は終わった・・・




5年半続いた片思いが終わったのだ・・・


























最後のほうはその子とその周辺に

ストーカー呼ばわり
されて。






激痛








_| ̄|○ ・・・















さ、こんな感じです。

誰か助けて(泣

この話は実話です。実話。

当時の感情だとかまだ残ってる感じがします。

これを書くことによって蘇ったというべきか(泣